熊本KUMAMOTO

火口から盛んに噴煙が立ち上る、阿蘇山中岳

熊本県は九州の中央部に位置し、北部・東部・南部は山地に囲まれています。とくに有名なのが、北東部の阿蘇山。高岳を主峰とする五岳の周りに、世界有数の規模を誇るカルデラが広がり、外輪山が取り囲んでいます。五岳のひとつである中岳は、今も火山活動が活発。周囲4kmの火口から、エメラルドグリーンの湯だまりと激しく立ち登る白い噴煙を眺めることができます。
映像のなかでリアライズトレーラーが渡っていくのは、熊本市方面と阿蘇山エリアをつなぐ重要なアクセスルート・新阿蘇大橋。2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年に開通しました。

九州本土と天草諸島をつなぐ、風光明媚な道

県の西部は有明海、島原湾、八代海に面しており、阿蘇山に源をもつ河川が流れ込んでいます。八代海に突き出しているのは、宇土半島。その先に、120以上の島からなる天草諸島が浮かんでいます。
九州本土と天草の島々をつなぐのは、天草五橋と呼ばれる5つの橋。これらの橋は国道266号線上にあり、天草パールラインという愛称がつけられています。橋上から見えるのは、美しい海と大小の島々が織りなす風光明媚な景色。この絶景のなかを走る、リアライズトレーラーを撮影しました。
天草市には世界文化遺産に認定され﨑津集落をはじめ、外国文化の影響を受けた歴史遺産が点在しており、毎年多くの観光客が訪れています。

八代平野で育ったい草を、最高級の畳に仕上げる

日本の伝統的な床材料・畳。熊本県では八代平野を中心に、畳表の素材であるい草が盛んに栽培されており、国内生産量の約9割を占めています。
撮影したのは、八代市のい草農家である坂本一真さん。刈り取ったらすぐに天然の染土に漬け込み、い草の一本一本まで泥をまとわせます。泥染というこの工程を経ることにより、畳表の色が変色しにくくなるほか、弾力を保ち、畳独特の香りを引き出すこともできるのだそう。泥染の後は約16時間乾燥させて袋に保管。その後1年を通して、機械で織り上げていきます。
折り上がった畳表を張っていくのは、畳職人の仕事です。ここからは熊本市内の畳店である太陽工業株式会社で撮影しました。ヘリ付けや角綴じといった工程を行う、正確な手つきに注目してください。